カナダのワーホリ、どこに住む?
最初で最後のワーホリ(アラサーの場合ギリホリとも言う)
選んだ場所はバンクーバーでした。
なぜバンクーバーなのか、住んでみてどうだったかを私目線で紹介します!
バンクーバー(西)vsトロント(東)
まず最初に、最初の目的地をどこにするか。
ワーホリ前、正直私はカナダに関しては大して興味がありませんでした(笑)
でも行くからには、飛行機の目的地はとりあえず決めなくてはならないですからね!
二択にする必要はないかもしれませんが、とりあえず。
バンクーバーにした理由。トロントにしなかった理由はこちらです!
- 日本から近い(9時間以内)
- トロント程の大都会ではない
- 温暖な気候
- 先にWHに行っている友達が西海岸に多い
- 日本から遠い(約12時間)
- 大都会すぎる
- 冬場は寒すぎる
飛行時間
どうですか?約3時間の差です。
飛行機には比較的慣れている私ですが、できれば早く着きたいのです!
過去にNYまで13時間かけて行ったことがありますが、とてもキツかった記憶があります。いくらなんでも私には退屈すぎます!だからトロントは却下(笑)
で、なにげにバンクーバーって意外と早く着くんですね!
北米はどこも10時間以上かかるイメージがありましたが「9時間」です。
環境
トロントは私には都会すぎです。。
YouTubeなどで見ていると、まるでニューヨークのような大都会に見えました。
そこまで都会に興味のない私は、小さいけれどそこそこ何でも手に入って
便利そうだし、自然も沢山側にあるバンクーバーが良いなと思いました。
気温
バンクーバは東側よりも温暖な気候です。
カナダなのでもちろん日本よりは冬は寒いのですがトロントほどではないです。
マイナス30度とか興味のない私はこの時点で東側には興味が湧きません(笑)
ただ、バンクーバーのマイナス面として、夏が終わったら春先まで雨という悲しい点があります。地元民はコレを「Raincouver」または「Rain Vancouver」と言います。。
でも日本の梅雨ほどの嫌な感じは私は感じませんでした。
なので、気温が15度ぐらいになる春がくるとみんな一斉に脱ぎだします(笑)
しかし、カナダ1年目の日本人が真似すると風邪をひきますので、やめておきましょう。
先に友達が西海岸にいた
これは安心材料ですよね。
でも、日本人の友達がいるからといって別にしょっちゅう会っていたわけではないですが。
むしろ大して会ってない(笑)
近くにいるだけの安心感というものはありました。
現地のリアルな情報がWHに行く前から入ってくる、といった点では時間短縮になります。
持つべきものは友。使えるものは使いましょう!
バンクーバーの良いところ、悪いところ
約1年間お世話になったバンクーバー。
住んでみてどうだったか、良いところ、悪いところをご紹介します!
フレンドリー、優しい、polite!
バンクーバーに来て驚いたのは、みんな日本人と同じぐらいの頻度で
Sorry!
って言います。
カナダに来る前までの私の偏見かもしれませんが
「外国人はあまり謝らない」という印象がありました。
ぶつかりそうになった時、たとえぶつからなくても「あ、失礼〜」
みたいな感じで軽く言ってきます。
カナダ人はSorryって言いすぎだ
とアメリカ人にネタにされるぐらい丁寧な国民性です。
「Canadian Sorry」で検索してみてください。
なにか面白いものが出てくるかもしれません(笑)
そしてみんな下手くそな英語に大して寛大です。
下手な英語でも、一生懸命話せば聞いてくれます。
何回聞き返しても嫌な顔されませんでした。
私なんか仕事で4回ぐらい聞き返しましたから(笑)
それでもイライラせずにずっと笑顔で対応してくれて、カナダ人神かよ って思いました。
そして、日本と比べるとニコニコしている人が多いです。
バスの運転手さんとか、カフェの店員さんとか。
とにかくみなさん、愛想がよろしい!
だから私も常にニコニコ、キラキラしていた気がします。
笑顔でいるだけで、なんか人生ハッピーモードになるんですよね。素敵です。
自然が側にある
四方八方に山。そして湖。近くに海。自然好きにはたまらない。
東京に比べたらとても空気が良いです。
ダウンタウンから歩いて行けるところに
スタンレーパークという巨大な公園があったり
イングリッシュベイという海があったりします。
ちょっと足を伸ばせば、グラウスマウンテン、キャピラノ、ディープコープなど
気軽にハイキングスポットに行けてしまいます。
自然が好きだけど、便利な場所に住みたい人には最高なんです!
暇さえあればルームメートとハイキングへ行ったり
友達と海辺で語り合ったり。芝生の上でお昼寝したり。。
娯楽=自然といった感じの過ごし方をしていました。
むしろ、娯楽が自然しかありませんでした(笑)
夏は夜10時まで明るい!
バンクーバーの夏は最高です!
夏だけバンクーバーにいたい。。切実にそう思います。
湿気はないし、日差しが強くても風がヒンヤリして気持ち良い。
そして、夜10時まで明るい!
友達と外でご飯を食べていて話が盛り上がってしまい
今何時かねー、なんていって時計みたら10時!でびっくりしたことがあります。
感覚がおかしくなってしまう(笑)
なので、夏に行われる花火の打ち上げ時間は10時なんです(笑)
仕事がすぐに見つかる
ワーホリビザで来ているからにはすぐに働きたいですよね。
バンクーバーはそこそこの都市でダウンタウンはもちろん
ダウンタウンから離れたところでも仕事は見つかりやすいです。
電車もバスも沢山通っているため、どこに住んでいてもアクセスがしやすいです。
ちなみに、どの職種を選ぶかにもよると思いますが
やはり「美容師」はすぐに決まります。
美容室を探してみたら、二週間で決まりました。
日本人、アジア人が多い
日本にいるうちに、バンクーバーの現地で家を探すために
一週間ほど仮の宿を予約しておきました。
空港の側が楽だろうとおもい、「リッチモンド」という場所に仮住まいしていたんですが。。
ビックリしました。
私はカナダに来たはずなのに、周りに中国人しかいない。。
街の看板も中国語だらけ、、
バスに乗っても中国人だらけ。。なにココ。。
さすが移民の国カナダ。そこはお金持ち中国人の集う街でした。
他にも、ダウンタウンなんかを歩いていれば日本語が沢山聞こえてきます。
でも、タイ、フィリピン、韓国、インド、イランなどなど
気づけばいろんな国の人がいて、色んななまりの英語があって、色んな国の言葉がある。
いつのまにか全てを受け入れて楽しくなっていました。
それができればバンクーバーは苦ではありません。
日本語が嫌ならば、離れればいいだけです。
雨が多い
先ほども書いた通り、一年の半分は雨です。
どしゃぶりの雨が続くことは少なかったですが
しとしととした雨がどんよりした雲とともに続きます。
この事実は仕事をしながらお客さんとの会話で知りました。
意外と知られていない事実ですよね。
「はやくレインブーツを買ったほうがいいわよ。
あと、ビタミンCのサプリも摂取しなさい」
とのアドバイスもいただきました。
どっちもやりませんでしたけど(笑)
一見、幸福度が高そうなカナダではありますが
この雨季の半年の間にうつ病患者が増えるそうです。
太陽の力ってすごいですね。日光って大事。
冬の日照時間が短い
冬は1日が非常に短くなります。
夏は夜10時ごろまで明るいのですが
冬は14時には夕方の日差しになり、16時にはもう暗かった気がします。
これに雨が重なると、そりゃもう鬱にもなりますわって感じです。
バンクーバーの人々は春をまだか、、まだか、、と待っているんですねー。
おまけ 私が好きなバンクーバーの日常風景
バンクーバに来てとても素敵だな、と思ったことがひとつあります。
それは、バスを降りるときに誰もが
Thank you!
と言うのです。とても平和的ですよね。
私はこれがとても好きでした。
子供も、お年寄りも、やんちゃな若者も、当たり前に言うんです。
これはバンクーバーだけで、トロントには無いと聞きます。(行ったことがないので確かではないですが。。)
これがカナダ国内でもバンクーバーだけなのならば
なおのことバンクーバーって素敵!って思っちゃいますよね。
一年は意外とあっという間にすぎる
私が1年間で感じたバンクーバーのポジティブなところ、ネガティブなところを書き出してみました。 ワーホリの一年って本当にあっという間なんです。
そこでどんな場所に住むかというのは結構大事なポイントですよね。
私はハッキリいってバンクーバーに一年いるのは飽きました(笑)
人によっては飽きて他へ移動する人もいますが、私の場合は仕事をまた一から探すのが面倒だし、家もまた探さなければならない面倒くささが勝ってしまい
そのまま居座りました。
でもその代わり、途中途中で旅に出たり
最後の一ヶ月は島を渡り歩くHelpXの旅をしたりしました。
(これについてはまた別に書きたい!)
もしもう一年ビザが延長できたら確実に他の都市に行っていたでしょう。
でもカナダにワーホリでいれるのは一年。
後悔のない場所選びをしましょうね。
これから行く誰かの参考になればと思います。