来月、台湾へ旅行に行く予定なのですが、旅のパートナーが急遽楽器を持っていくことに。
普通の旅行者ならまず考えない事かもしれませんが、仕事などでどうしても持っていかなければならない人にとってこれは楽器の死活問題なんです。(この問題はチェロやコントラバス奏者の方々が多いとおもいます。)
預け荷物用のケースに入れて預けてしまう方がほとんどだとは思いますが
なにがなんでも一緒に機内に持ち込みたい!
といった時には「AB券」とよばれる特別旅客料金を払えば規定外の大きさの楽器も一緒に客室に持ち込む事ができるんです。
ちなみに今回利用するスクートの機内持込手荷物の最大サイズは
54cm x 38cm x 23cmとなり
3辺の合計は最大115cmです。
楽器って保険をかけたからといって安心するものではないんですよね。壊れたら新しいものを買えばいいという問題でもないんです。
長く使っていると一心同体のようになるので。。。
これは楽器経験者しか分かり合えないと思いますが(笑)
規定外の大きさの楽器を機内に持ち込みたい!
特別旅客料金(AB券)っていくら?
よくわからないので、スクートさんに直接電話して聞いてみました。
しかしこれがかなりの難関。。まず、電話が繋がらない!
謎の音楽にのって、カタコトの日本語と流暢な英語のアナウンスが繰り返し流れてきます。
これ、30分近くかかる時もあるみたいです。我々は10分ぐらいで繋がりました。
「オデンワ アリガトゴザイマス スクトデス」
日本語対応をお願いしたらネイティブではない方でした。でも、日本語は問題なく通じます。
とても丁寧で愛想がよい人でした。でも、ゆっくり話してあげないと通じない事があるのでイジメないで優しく話しましょうね。
で、特別旅客料金のお値段ですが「一人分」の座席料金でした。
今回の我々のケースでいくと
成田ー桃園 往復の場合
人間 ¥27,436(座席料金プラス預け荷物料金)
楽器 ¥18,600(座席料金のみ)
これに空港使用税や、支払い手数料がプラスされる感じです。
行き先が台湾だからこの程度で済みますがこれがもっと遠くだと料金も上がってしまうので、アジア意外にAB券を買って行くとなるとかなりの出費になってしまいますね。。
他の航空会社はどうなの?
気になりますよね。
こればっかりは航空会社によって様々です。。今回、楽器を持って行くにあたり様々な航空会社のHPを調べたのですが
載ってない。
「詳しくはお問合わせください」
ばっかりでした。音楽家に優しくないですね。。
ちなみに国内線の場合
- 国内線(JAL,ANA)の場合
いちばん高くても¥11,300でした。
飛行距離によって異なるということです。 - 国際線の場合
子供料金
大人料金の50~70%
といった感じでした。
AB券を買っただけで安心はできない
いろいろと調べているうちにわかった事なのですがAB券はスムーズに事が進まないらしいのです。
AB券を買ったからといって100%楽器を持ち込めるわけではない
という投稿をツイッターで目撃してしまいました。
え、電話繋ぐのに時間かけて座席の追加にお金もかけてるのに?
って感じですよね??
混雑している場合はAB券が無効になってしまう事もあるらしい。。
いやいや、マジ勘弁ですわ。。
そして
AB券の確認に時間がかかる
なんでやねん、って感じですよね。どうも空港職員がAB券の扱いになれてないとかなんやら。。
AB券利用者が、あまり数多くいないようで確認するのに一悶着あるようです。
わざわざ電話してチケット買ってるんだから当日の対応ぐらいスムーズにしてほしいものです。
まぁ今回我々が乗るのはLCCのスクートなのでそこらへんの期待のしすぎはいけないとは思いますが上記の出来事はLCCではない会社でも起きている事なので運ですよね。。全ては。。
もう、こうなったら一番乗りにチェックインしてやる!
おまけ
そういえば確認の電話で、再度スクートさんに電話したことがあるんです。
日本語対応の受付時間が過ぎていたのですが試しにかけてみました。
すると、やはり出たのは英語しか話さない担当者。
なので、電話番号を教えてください
といわれたので番号を教えて電話を切りました。
海外あるあるかもしれませんが
かけ直してくる事はありません(笑)
なので、皆様ご注意を。
日本語担当者が必要な場合は受付時間内にかけましょう!
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