マニラからレガスピのバス旅は長いですよ。。
フルフラットシートが取れなかったらツライ。取れれば快適。雲泥の差です。
マニラからレガスピまでどうやって行く?
マニラ→レガスピの行き方は2通りあります。
パサイ、またはクバオからバス
約12時間
マニラの空港から飛行機
約1時間15分
この時間の差はすごいですよね。我々はもちろんバスで行きました。
節約のために!
飛行機 約3000〜6000ペソ
バス 約600〜1000ペソ
でも、オススメは飛行機です。
高いお金払っても飛行機のほうがいいです。
快適度が違う。。
オンラインでチケットが買えないのは不便
我々はクバオからチケットを買いました。
一番高いチケット買ってフルフラットのシートで寝ていけば12時間なんて余裕!
っていいながら。。
チケット売り場に行って絶望です。。
高いチケット(エリートクラス)は全部売り切れ。。950ペソです。
仕方がないので二番目に高いチケット(ロイヤルクラス)を買いました。それでも850ペソなり。
フィリピンの不便なところは、ネットで事前にチケットが買えないんです。事前に買いたければそのチケット売り場まで行って買わなければなりません。
なので、前日までバギオにいた私達にはムリでした。それでも6時間ぐらい前にいって買ったんですよ。でも地元民にチケット争奪戦では勝てませんね。
エリートクラスとロイヤルクラスの違いは?
チケットを買ったのはお昼過ぎ。バスの出発は20:30。
そう、暇。
でも、スーツケースもって外はウロウロしたくない。なんか疲れた。だってマニラ暑い。。バギオと温度差10度以上。無駄な体力は使わない方が良い。
ということで、ミスドを発見したのでそこに6時間ぐらい居座りました。
私たちみたいな人が結構いました。テレビで映画が流れていたのでそこまで退屈せずにすんだし。まぁよしです。
ターミナルはこんな感じ。時間がきたらここで自分たちのバスを探します。
そして、8:30PMに我々が乗るロイヤルクラスが来て出発!中の写真はないのですが、普通のシートでした。普通の。。
フカフカの幅広めの極上リクライニングなのは一番上のエリートクラスだけみたいで。。
上から二番目のロイヤルクラスは普通の椅子がリクライニングするだけでした。
てゆーか!エリートかロイヤルの二択しかなかったじゃん!ロイヤルって聞いたら、そこそこゴージャスだと思うじゃん!
違いましたね。たった100ペソしか違わないのに。。
これで12時間か。。うん、頑張ろう。
その日暮らしのフィリピン人
気を取り直して、レガスピに住むフィリピン人の友達P子に今から行くよメールを送信。
は?
や、ビックリですよね。これからあなたに会いに行くというのに(笑)
ちゃんと事前に「いついつ行くよ!」って連絡はとったはずなのに。なぜ頭から抜けてしまうんだよ。まったくもぅ。
いやいや、オーマイガーじゃないだろ(笑)
あれれ、ちゃんと会えるのかしら?と、不安になったけれど
なんとかなるのがフィリピン人です。事前に連絡してその通りになるほうが困難なのかもしれません。
その後、
どこに泊まるのか、誰と一緒なのかなど、いろいろ心配され(全部事前に言ったハズなんだけどなw)「待ってるよ!」と返信が来て、ひとまず連絡は終了。
これからバスで12時間の長旅。とりえず寝ましょう。
突然現れた美しきマヨン山
朝の5時過ぎごろ、朝ごはん休憩がありました。そんなにお腹は空いていなかったので食べなかったですが。まぁ運転手さん疲れるもんね。みんなでのんびり休憩。
外に出て身体をうごかしたりしてました。「普通」のシートで長時間。結構カラダにきますね。。
↑我々を乗せてきたKAGSAWAバス!
休憩も終わり、またバスは走ります。日も出てきたし、なんとなく目が覚めつつ、、
初めて見る景色にワクワクしながらもウトウトしていたその時、ついに現れました!
Mt.Mayon!!!!!
きっと写真では伝わらないでしょう。
12時間の長旅で身体がバキバキになりつつ
まだ着かないのかよとイライラしつつ
外をぼーっと眺めていたところに突然現れた美しきマヨン山への感動!
雲にも邪魔されず、、まるで
「welcome to Legazpi!」とでも言われているようでした。
眠気も全て吹っ飛びましたよ!友達と二人でテンションMAXでギャーギャー騒いでしまいました。
乗っていたフィリピン人の乗客の視線は冷たかったです(笑)朝っぱらからうるさくてすみませんでした。
レガスピへは飛行機が断然オススメですが、このマヨンの感動はバスならではだったかな、とも思っています。
寝不足だけど予定は詰め放題!
予定通りターミナルに到着!ピンクのトライシクル可愛い!
でも私たちは荷物があったのでタクシー移動。ヘトヘトのからだでホテルへ。連絡した友達とは夜会うことに!都合がついてよかった!
最初に泊った宿はこちら↓
Balai Tinay Hotel
気さくなオジサンオーナーと可愛い内装に旅の疲れも癒されました。日本人は我々だけで、あとはアジア系、ヨーロッパ系などさまざまでした。
外はとても暑いけど、中に入ると涼しくてそよ風が心地よい。。この南国感が私はとても好きです。
と、いうことでゆる〜くブランチもいただきヘトヘトなのでシャワーを浴びて仮眠です。
レガスピは意外と厳しい?
ぼーーっとしていたら一緒にいた友達から一言。
「P男がこれからくるらしいよ」
え?そうなの??
寝たいんだけど?
まぁいいか。。(てゆーかいつのまに連絡とってたんだよ)
そしてフィリピンの友達P男と久々の再会。
PM2時ぐらいでしょうか。もう暑すぎて元気が出ない私達。てゆーかフィリピン人のP男も暑そう。
私はこの時まで知らなかったのですがフィリピンの5月って真夏なんですね。
私たちが訪れたのは5月中旬。めっちゃ暑い。
や、ごめん、知らなかったし。
暑い暑いと言いながら街を案内してもらいました。
今日は何度ぐらいあるの?と聞くと28度ぐらいじゃないかな?って返ってきたけど絶対ちがう。
あの暑さは絶対35度以上あった。。
レガスピのマーケット。アジアのマーケットはどこでもワクワクしちゃいます!
ジプニー!LEGASPIって書いてある!ああ、私、レガスピにいるんだ!と実感。
海へむかう道。レストランなどはありますが、BARはそこまで数がありません。
この街は飲酒に厳しいらしく、飲みたければコンビニを探さなければいけないのです。
日本ほどコンビニが街にあふれていないので
どうしても飲みたかった友達は、夜にちょっと遠出して買いに行ってました。
要は、バギオよりも田舎ということでもありますね。
海です。
他に行けば綺麗な海もあるとは思いますが通りすがったこの海はものすごく汚かったです(笑)
ここで友人達がタバコを吸おうとしていたら
と、怒られちゃいました。今でこそフィリピンでもタバコは厳しくなってきましたが
私たちが訪れた4年ほど前はそうでもなかったので、意外とこの街はお酒やタバコに厳しいんだなぁ、という印象をうけました。
のんびり歩いて連れてきてくれたのはココでした!「LEGAZPI」と書かれた、今で言うならばインスタ映えスポットですね(笑)さすがフィリピン人、わかってる!
寛容なフィリピン人
興奮しているとP子から電話が
え?
あ、そうだった。。朝電話した時に夕方迎えに行くって言われたんだった。。すっかり忘れていた。。私としたことが。。ゴメン。。
もう、約束忘れるぐらい最高潮に疲れていたんです。。普段はそんなことないのにな〜。
私の失態に対して怒らないし何も言ってこないし態度も変わらないフィリピン人P子。
自分がきっちり行動するから、相手にもそれを求めてしまう日本人。
小さなことでイライラするのはバカバカしいな、とこの時思いました。フィリピン人みたいに寛容でいたい。
さて、土地勘の無い私に変わり、電話をP男に託して待ち合わせ場所を決めてもらってディナーです!
一年半ぶりぐらいでしょうか。久しぶりのP子との再会!久々に会うと何を話していいかわからないですね。
私の人見知りが発動して最初はニコニコするしかできませんでした(笑)
どこ行きたい?と聞かれても何もわからない私は「I don't know」一択。
じゃぁココいいかもね。ってたどり着いたのは↓
マヨンが一望できるレストランです!最高じゃんか!
もちろんテラス席を陣取ります。
どこへ行ってもとりあえずチキンと白米です!フィリピン!
そしてデザートに
一見ストロベリーアイスのように見えますが上にささっているやつ、なんだかわかりますよね?そう、唐辛子!
レガスピのあるビコール地方は唐辛子が有名な地域だそうで。
フィリピン料理にビコールエクスプレスなんてものもありますがあれは辛いです。
そういうわけで、この唐辛子アイスを食べてみました。
辛いーーー!
アイスなので、最初はのどごしが良いんです。
しかも程よく暑く、日が暮れたレガスピで食べるアイス最高じゃん!って感じなんですが
後から来ました。喉の奥の方からアツイ何かが。
「辛い!辛いよ!」
と日本語で騒ぐ私にすかさず水を出してくれるP子。優しいかよ。
これは鉄板ネタなんですかね。
ひたすら騒いだ後に近くの教会の前で写真をとったりしてからホテルへ帰りました。
このレストラン、とてもオススメなので情報を貼り付けておきますね。
次はKAGSAWA教会にいきます!
つづく