世の中にはまだまだ知らないサーチエンジンがたくさんあります。
リファラを眺めていたら、前回のダックダックゴーに続いて新たな見慣れないサーチエンジンを発見しました!
その名もECOSIA(エコシア)というドイツ生まれのサーチエンジン。
何なんでしょね?ちょっと調べてみましょう。
ecosiaとは?
このサイト、ネットサーフィンをしながら、同時にアマゾンの熱帯雨林を救出できるというスグレもの。利用者はエコシアを使って検索するだけ。もちろん無料だ。検索エンジンのヤフーとビングがエコシアの検索サイトを支援しているから、検索機能も遜色ない。
では、検索するだけでどのように地球環境の保護に貢献できるのかというと、エコシアで検索した人がスポンサー企業の広告リンクをクリックすると、その企業がヤフーやビングに数セントを支払う仕組みになっている。この収入の約半分がエコシアに支払われ、エコシアは最低その80%の金額を熱帯雨林の保護のために世界自然保護基金(WWF)のアマゾン救出プロジェクトへ寄付。創業後わずか1年で、寄付総額は、12万5000ユーロ(約1400万円)にまで達したというから驚きだ。
参照元:NTTコムウェア
要は、検索する→広告費がエコシアへ→収入の80%は植林へ!
さすが、エコ大国ドイツ。
最近はアマゾンだけでなく色んな森が火災によって消滅していってしまっています。
検索でそれを救うための力にすこしでもなれるのであれば!
これは素敵なアイディアです。
しかもこの記事(NTTコムウェア 世界のIT事情)の書かれた時期は2011年。今から10年以上も前の記事でした。
そんなに前からこんな検索エンジンがあるなんて知らなかった。ドイツはエコに対する意識が本当に高いです。日本は結構遅れをとっているような。
ちなみにECOSIA設立は2009年。
木を一本植えるのはいくらかかる?
Ecosiaによると、一本の木を植えるのに必要なお金=0.22ユーロ=22セント。
約45回ほどの検索で一本植えられます!
画像の赤いマルで囲われている数字は検索した回数です。
自分が検索した回数がわかるのも面白いし、植林にも貢献できているのが目に見えてわかるので、検索する度にイイ事してる♪って気分になりますね。
エコシアのトップページに今何本植えられているかが緑の数字で現れているんですが、どんどんカウンターが進んでいます。
2019年11月の時点で7300万本超え!
近年は世界中で森林火災が起きて、どんどん木が少なくなっているのも現状です。
「シドニーの森林火災でコアラが、、」なんてこともありましたね。
この7千万本の植林、どこで行われているかと言いいますと「東南アジア、アフリカ、南アフリカの西海岸、東海岸」だそうです。
試しに検索してみよう→Ecosia(エコシア)
エコシアはプライバシーも保護してくれる
Ecosia(エコシア)のパートナー企業は大手のBing。検索結果のプライバシーやら、そこらへんはどうなんでしょうか?
エコシアによると、ダックダックゴーと同じく、ユーザーの個人情報や検索情報の収集、売買はしないとなってます。
環境に配慮して、ユーザーのプライバシーにも配慮されているとはすばらしい。日本ではまだまだ認知度が低そうなので、これからユーザーが増えていくと良いですよね。
エコシアのデメリット
エコシアはすばらしい!
植林が沢山できて森林が豊かになりそこにまた動物の住処ができて、、というよい巡りになりそうです!
今現在はグーグル、Yahooが検索エンジンとしてはダントツに上位ですが、もしエコシアがトップになってグーグル検索の人気がなくなったらどうなるか?
アドセンサー死亡
一般的な大きなデメリットはそこまでないと思いますが、個人的な一番のデメリットはコレですね。
詳しくはこちらの記事へ>>新たな検索エンジン【DuckDuckGo(ダックダックゴー)】流行るとアドセンサーはピンチ!?
植林も大切だけど小銭も稼ぎたい。みなさんだったらどちらを選びますか?
「アドセンスに頼りすぎるなよ」というのは、その通りですが。