美容室に来るお客様たち。
基本的にはみなさん常識のある良い方ばかりです。
ですが、
たまに無意識にやっている仕草や行動で美容師さんが「あ、ちょっ…あ”ぅ…..( ・᷄ὢ・᷅ )」と困ってしまうことがあるんです。
あなたは大丈夫ですか?美容師さんにどう思われているか気になります?ぜひチェックしてみてください。

シャンプー中、自ら首を上げないで!

これはよく聞く話かもしれません。
シャンプーしていて首を持ち上げて洗う際、お客さんが自ら首を上げてくれる事があります。
頭に密着させていたシャワーヘッドから突然頭が離れると隙間ができてしまい、様々な事件が起こる可能性がでてきます。
要は噴射します。
【ダメな理由】
・お客さんの首元、背中が濡れる
・美容師がびしょ濡れになる
・シャンプー台の周りがびしょ濡れになる
・隣でシャンプーしているスタッフが濡れる
これは私が入社1〜2年の頃に起こした事件です。
シャンプーしているスタッフの経験年数が少ないほど被害は大くなりがち。ベテランになると自然と回避できるようになるのですが、首を自ら上げてくれるお客さんのシャンプーは正直なところやりづらい…
気を遣いがちなお客さんや自分の頭が重いと思われるのが嫌な人(?)に多いです。こっちは何にも気にしてませんから!お気遣いなく!
なんなら寝ててもらってもかまいません。
やたらと頭や体が動く人。うなずきすぎる人。

お話が盛り上がって「うんうん!」って頷く事はよくありますよね。楽しいですもんね。
でも、ブンブン首を縦に降りまくる人は正直作業しづらい。きっとその人の癖だと思うので特に指摘はしませんが、作業効率に影響が出る事は間違いない。。
話が盛り上がりすぎて突然横を向いたり体まで動いちゃう人なんかもいて、「おい、落ち着け…!」って心で叫んでいるんですよ、我々は。
【ダメな理由】
・【カット中】
危ないです。突然振り向かれたりすると、こちらは刃物を持っていますので…
・【アイロン作業中、パーマ中など】
髪の毛を引っ張る作業が必要な時は頭が動くことにより髪の毛に必要なテンションがかかりづらくなってしまいます。よって作業効率が落ちます
・【カラー中】
激しくうなずかれると、こちらが気を付けていてもカラー剤が顔についてしまう事があります。ついたら取らなきゃいけないので仕事が増えます
ある程度は良いんですよ。人間だもの。
でも度を超える人がたまにいらっしゃるんです。仕上がりや作業時間に少なからず影響はあるので気を付けていただけると幸いです。
自分で黒染めした後に「明るくしたい」という人
これは学生さんや就活生に多い事案です。
市販のカラー剤の黒染めのパワーはすごい。素人でもしっかりしまるようになってるので海苔みたいに黒くなります。
学生時代よく使ったパルティ↓


そのフルパワーの黒染めをしたあとに「やっぱり明るくしたいんです〜」と言われてもお望みどおりの明るさにするのはなかなか難しい。
パワーの強い黒い色素が邪魔してしまい、明るくなったとしてもあまり綺麗な仕上がりになりづらいんです。
なので、セルフで黒染めした時は必ず美容師さんに伝えてください。先に伝えていただいた方が対策ができるし納得のいかない結果になる事を避ける事ができます。
時間を守らない人

ズボラなあなた、いくらズボラでも時間は守ってますよね?
いやいや、時間どおりにきてもらわないと困りますよ。。
【ダメな理由】
・次の予約のお客さんを待たせてしまう
・混雑している日の場合はお店全体のながれに影響がでる
・席が足りなくなる
・流れの歯車が狂って蜜が発生する(コロナ禍限定)
予約優先のお店は来店するお客さん一人一人を待たせないために、その人のメニューなどの関係を考えながら流れを予想・調整して予約をとっています。
時間ピッタリに絶対来いとは言いません。
実際10分程度の遅れぐらいならそこまで大きな影響はなく取り戻せます。でも、遅れる場合は必ず連絡を入れてください。
その方がお店側も先の流れの組み立てを考え直す事ができ、お互い気持ちよく過ごす事ができるからです。
カナダで働いていたお店は「15分以上の遅れの場合は施術をお断りする事があります」との決まりがあったりもしました。(初回来店時にあれこれサインさせるものがあった)
どこの国でも悪気なく当たり前に遅れてくる人がいるんですよ。
特にコロナ禍な今はお店に人が集まり過ぎないように予約を調整しているお店もあると思います。お店側の都合も理解していただけると大変ありがたいです。
パーマとカラーを一緒にしたい人

色も変えたいしパーマで動きを出したい。どうせなら一度に同時にやってガラっとイメチェンしたい!
ダメなものはダメなんです。何故かって?
法律(薬事法)で決まっているからです
詳しく説明すると、パーマ剤、カラー剤は基本的には「医薬部外品」となります。「医薬部外品同士の施術は1週間以上間隔をあける事」と薬事法で決まっているからなんですよ。
だからパーマとカラーは別日で施術する事が好ましいのです。(その場合はパーマが先です。パーマ液がカラーの色を退色させてしまう為)
でも実際一緒にやっちゃっているお店は結構ありますが…
また、最近では「化粧品」に分類されるカラー剤やパーマ剤も開発されています。それだったら法律的には問題がないのでできますね。
※医薬部外品と化粧品の違いは説明すると長くなるので気になる方はコチラ
一緒にできたとしてもメリットは「同時にできる」ぐらいで、デメリットのほうが大きいと私は考えます。
【パーマ×カラー同時施術のデメリット】
基本的にパーマ・カラー共に髪の毛に定着するのに2日ぐらいかかります。
それを無視して同時にやってしまうのでパーマ・カラーがお互いに定着が不安定になり、もちがわるくなります。
パーマとカラーを同時にする事で、薬剤によるPHコントロール(酸性⇔アルカリ性)に髪の毛が疲労し毛髪の痛みにもつながります。
同時にやりたい人の気持ちはとてもよくわかります。
ですが、長い時間かけて毛髪を疲労させるよりは、間隔を開けてダメージを抑えて仕上がりもよくなったほうが良いんじゃないかなーと個人的には考えます。
知っている事はいくつありましたか?
最近ブログやツイッターを通して美容の記事をシェアしていますが、意外と
「美容師は当たり前だと思っていた事が一般の人は知らなかった」
というケースがあるんだなと感じています。
美容室苦手な人がこの記事やブログを読んで「実は美容師さんはこう思っているんだよ」というのを知っていただき、美容室に足を運ぶのが少しでも軽くなったらいいなーなんて思ってます。
