あなたは美容院に行くときに服装で迷ったりしていませんか?久々の美容室だったりすると髪の毛伸び放題で恥ずかしいと思っていたりしません?
基本的にはどんな格好で来られても構いませんが、ちょっとココは気をつけて!というものをいくつか紹介していきます。
美容師が作業しづらい服装
そもそも美容師がお客さんの服が原因で「仕事しづらいな」と思う瞬間はどんな時だと思いますか?
それは…..
・ケープを巻く時
・襟足を切る時
・カラーを塗る時
です。
主にこの3つに影響をおよぼす服装が世の中の美容師が「ちょっとやりづら…」と考えられるものになります。
結論から言うと
大きめ(厚め)のフードつきパーカー
これは定番かな?よく聞きますよね。
※一口に「フード付きパーカー」といっても薄手のものなら問題ないです。
・ケープが巻きづらい
巻くとさらにモコモコになる。襟足の作業がやりづらい。
・シャンプーがやりづらい
フードの厚みのせいでちょっと浮いてる感じになるんですよね。「お客さんはモコモコして違和感ないのかな?」ってよく思います。
・白いフードだと神経使う
カラーなどの薬剤を流す際にものすごく神経を使います。モコモコしている分リスクがあがります。勿論色がつかないように最大限の努力はしますよ!
モコモコのハイネック・タートルネック
・ケープは相変わらず巻きづらい
フード同様モコモコしがちです。
ですが、ハイネックやタートルネックの場合は洋服のタイプによっては「中や外に織り込む」または「襟を後ろ側に寄せてもらう」ことにより事無きを得る事ができます。
なのでフードよりはマシです。
シャンプーもカラーも同じくフードよりはやりやすい。でもカラーの際に色がついてしまうリスクは襟開きの服よりは高めなので我々は特に気をつけます。
※ちなみに毛足のながいセーターは切った毛が入り込んだ際にめんどくさいことになるのでお勧めしません。無限の毛繕いが始まってしまいますよ。
襟付きシャツ
これも実は神経使うんです。
とくに男性の方でスーツのシャツを着ていたりすると襟が首にピタっと沿っていますよね。そんな時はボタンを外してもらっています。
女性でも、できるだけ首元に余裕をもたせるためにボタンを外して襟元を広げてもらいます。
襟が髪に近くなる分、カラーやパーマの薬剤が付きやすくなってしまうので要注意なんです。
番外編:女性に気をつけて欲しい服装
夏になると、薄着になり緩めな服装になってきますよね。快適な服装で来ていただいて構わないのですが、たまに気になることがあってですね…
「ブラの上にすぐTシャツ」な服装をするあなたに気をつけてほしいことがあります。
ケープをかける際、美容師は座っているあなたの後ろに立ちますよね。こんなふうに↓
たまに襟の大きく開いた緩めの服を着ている方のブラが見えるんですよ。あ、別に見たくて見るわけじゃないですよ!たまたまです!
なので、見ようと思えば見えちゃうんです!
特にちょっとブラのサイズが合ってない人(自身の胸より大きめのブラをしている人)ってなんかカパッてしてるじゃないですか?(わかります?)
そのような人は特に見えやすい!(なぜかオバさんに多い..)
見られても気にならない人は良いかもしれませんし、これは見る方が悪いです。
でも「え、そうだったの?」と初めて知ったあなた。「美容師からの視点だと見えるんだよ」ってことを頭に入れておいてください。
美容師が嫌がる髪の状態
もちろんそうなんですけどね、美容師だって人間だもの。
ボサボサの髪の毛で行ったらどう思われる?
全然大丈夫です!何の問題もないです。伸び放題でボサボサ。むしろそんなお客さんが半分以上!
特にコロナ禍の今はボサボサ伸び放題の人口が増えています(事実)
切った髪の毛のゴミの量が半端ないです!
髪の毛洗ってない人は嫌だ?
上記のような様々な理由でシャンプーができず、美容室にシャンプーだけやりにくるお客さんも結構います。
なので、1日洗ってないぐらい全然気にしなくて大丈夫です。
….嫌だなと思うのは、頭皮の異常もなく元気なのにめっちゃ頭がオイリーで臭い人です(若者男子の臭いは結構キツイ)
エクステ沢山ついてるけどガシガシ洗ってほしいです
ガシガシ洗うと絡まりますもん。取れちゃったりもしますもん。
「絡まってもいいから洗って!」て人に一度だけ遭遇した事がありますが、絡まったの解くのこっちだしめっちゃ時間かかるんだぞ….
勿論エクステの種類にもよりますけどね。
美容院に行くのにお洒落はしたほうがよいのか?
スウェットとサンダルで行ったらドン引きされる?
問題ありません!
ジム帰りの人なんかはラフな格好をしてますし、近所の人は本当にスウェット上下で来店されます。
でも、いつも来店してくる時の服装というのはある意味「自分は普段こんな格好をしてるのでこんなイメージでお願いします」という無言のアピールにもなりえます。
なので、こだわりのある場合は服装は大事です。
スッピンでも良い?
問題ないです!若い子でもスッピンで来る人は結構います。
しかし、先ほども書いたように無言アピールをしたい場合や「なりたい自分」がある場合は化粧をしていく事をお勧めします。
都内のキラキラした美容室のお客さんにおしゃれな人が多いのは「ここの美容室のイメージに合う自分になりたい」が服装やメイクに出ているからでしょうね。
美容室によってコンセプトやイメージ、雰囲気はさまざまです。あなたが普段の自分を出せて、なおかつおしゃれに仕上げてくれる美容師さんに出会えてくれていたらよいなーと願います。
美容室に行く服装。自分のためにも意識して。
色々書きましたが、どんな服を着ていようとも最終的に問題なく素敵に仕上げるのがプロの仕事だとは思っております。
が、美容師だって人間だもの。たまには失敗します。そんな時に犠牲になる人が来ている洋服ってやっぱり
・厚手のフード
・タートルネック
なんですよね。
そして、あなたがボサボサのスッピンでも美しく、可愛く仕上げるように心がけますが、それなりにオシャレをしてメイクをされている方がイメージが湧きやすいのは確かな事です。
美容室にどんな格好で行くのも自由ですが、先の予定に「勝負の日」などがある場合は服装やメイクを意識して行くとよいですよ!
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