先日、ジョナサンのポッドキャストがあると知り、聞いてみたらぶったまげました。
クィアアイの中での彼のしゃべりは誰よりも早いのですが
ポッドキャストはもっとヤバイ!
悔しいのでクィアアイから勉強し直してやる!
私は美容の仕事に関わっているのでジョナサンのシーンはすごく好き。
といった発見が毎回あって楽しいです!
たまに難しげな専門用語や専門知識がでてくるのでそれも勉強になる!
ここではジョナサンの美容に関する英語を中心にまとめ、専門用語は調べて掘り下げていこうと思います!
文法とか細かい事はやりません...
美容に興味のある人、これからワーホリで美容師、美容関係の仕事をしようとしている人には特に役立つかもしれません!
クィアアイとは?簡単に紹介します!
クィアアイ(Queer Eye)は、専門知識を持ち合わせたFab5(ファビュラスな5人)が
イケてない人、自身がない人を見た目も中身も大変身させるNETFLIXで人気のオリジナルシリーズです。
メンバーは
アントニ(フード・ワイン担当)カナダ出身
タン(ファッション担当)イギリス出身
カラモ(カルチャー担当)アメリカ出身
ボビー(インテリア担当)アメリカ出身
ジョナサン(美容担当)アメリカ出身
アメリカ人、カナダ人、イギリス人で構成されているので
それぞれの英語の違いや国民性も楽しめます!
カナダにワーホリ経験のある私としては
アントニの発言にカナディアンを感じることもしばしば(笑)
ジョナサン(Jonathan Van Ness)とは?
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ネコ好きでジーザスルックなジョナサン。fab5の中では一番年下。
いつもキャピキャピしていてムードメーカー。
(フィリピン人の美容系オネェもこんな感じだったな。。)
5人のなかで唯一ヒールを履くオシャレさん。
仕事をする時のするどい視線はカッコイイですね!
そしてたまにチラっと見えるネイルがめっちゃ可愛い!
スケートや新体操も得意で身体能力高めゲイ!
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先日公開されたニューヨークタイムズのインタビューではカナリハードな過去を告白していましたね。(記事はコチラ)
これにはビックリ。。難しい単語を調べながら頑張って夢中で読みましたが、読んでるこっちがツラくなりましたね。。
繊細なジョサナン。でもこの人は強い。ますます応援したくなってしまう!
さて、ジョナサンの英語はめっちゃ早いうえに、バリバリのスラングや独特の言い回しがあるような気がします。
TOEIC底辺の私からしたら他の4人の英語よりもはるかに難しい(笑)
逆にわかりやすいのはアントニとカラモかな?
アントニはカナダ系英語だからかクリアで聞きやすい。
カラモは相手によりそって話すシーンが多いからか、ゆっくりと話すことが多いからですかね。
ジョナサン英語/S1-1「ブサイクは治らない?」
Here's a gif of Tom, just because ❤️Tom❤️ pic.twitter.com/XevKR6SlNG
— Queer Eye (@QueerEye) February 9, 2018
ほっぺの赤みが印象的なトムの回ですね!
Lupusとは?お肌のお話
赤みをおびた皮膚のトムにジョナサンが一言
はて?Lupusとは何でしょう?
Lupus=狼瘡(ろうそう)
1 結核菌が血行により運ばれ、全身の皮膚、特に顔面の組織が破壊されて結節・潰瘍 (かいよう) ・瘢痕 (はんこん) などができる病気。尋常性狼瘡。
2 「紅斑性 (こうはんせい) 狼瘡」の略。→エリテマトーデス
出典元:goo辞書
私がこのエピソードを見た時は、ちょっとした肌荒れぐらいにしか思っていなかったのですが、膠原病の一種なんですね。
そしてジョナサンのアドバイス
大切なのはSPFだよ。
肌を紫外線から守らないと炎症が悪化するから注意してね。
Be all about=〜が大切である
Inflammation=炎症
Flare-Ups=再発する
cause inflammation and flare-ups=炎症が悪化する原因
Inflammation down=炎症を抑える(最後の方で言ってます)
狼瘡の原因は実際はたくさんあるそうですが、その中に確かに紫外線曝露があります。
美容師は医者ではないのでそれほどの知識はないですが、専門学校で(日本は)皮膚科学や化粧学を習うので、そういった病気の勉強もします。
アメリカはわからないけど、ジョナサンもそんな感じなのかな?
ちなみに
SPF=Sun Protection Factor(紫外線防御効果)
主にUVBを防ぐ指標として使われます。
UVA、UVBについて詳しくはこちら→日本ロレアル
なんかブログ書きながら専門知識も英語も身についている!一石二鳥以上ですな!
そしてこれを読んでいるあなたも一歩ジョナサンに近づきますよ!(笑)
ラウリル硫酸ナトリウム?ボトルの裏を見てみましょう。
狼瘡の話の後に、肌を保湿するものらしきボトルをもって話しているシーンでこんな会話がありました。
ラウリル硫酸ナトリウムは車のエンジンを洗う洗剤と同じ成分だよ。
Ingredient=成分
sodium lauryl sulfate=ラウリル硫酸ナトリウム
めっちゃ専門用語きましたね!
ラウリル硫酸ナトリウム(sodium lauryl sulfate)とは何でしょう?
ラウリル硫酸ナトリウムとは?
陰イオン性界面活性剤の1つ。乳化剤や発泡剤、洗浄剤として、日用品では歯磨き粉、シャンプー、髭剃りクリーム、泡風呂、リキッドファンデーションなど、医薬品では薬・サプリメントのカプセルなど、工業用としてはガレージのフロア用洗剤、エンジンの油落とし洗剤、洗車用洗剤などの多く用途に使用されている合成化学物質である。
参照元:wikipedia
はい、出ました「界面活性剤」!
界面活性剤といっても色々あるのですが、ここでいう「ラウリル硫酸ナトリウム」は石油系合成界面活性剤の一種で、これが入っているものは非常に泡立ちが良いのですが
非常にネガティブなものなので、ラウリル硫酸なんたらとか、ラウレス硫酸なんたらってのが書いてあるものはあまりオススメしません。
なぜなら、洗浄力、脱脂力が強いので頭皮への刺激が強いんです。(だって車のエンジンオイル落としに使われるんですもの。。)
なので特にこのトムのような肌に疾患のある人や、敏感肌の人は気をつけたほうがよいですね。
ジョナサンはクィアアイの中でシャンプーを選んであげる時、必ず裏の成分表示を見て確認していますよね?
頭皮や肌の事を考えたらこれは大切な事です。
どうしても値段が高くなりがちですが、オーガニック系(ジョナサンよくオーガニック系選びますよね)、またはアミノ酸系の界面活性剤を配合しているシャンプー(人間と同じ弱酸性なので、髪にも頭皮にも優しいです)を探してみてください。
上記を参考にシャンプーを選んでみてください。
今まで石油系合成界面活性剤入りを使っていた人は髪質の変化を感じると思いますよ。
市販でそんなに高くないものだと「いち髪」ですかね〜
自分自身へのケアについても考えさせられるこの番組、本当に素敵ですよね。
カット中の会話・TakeとHaveの違いは?
では、座って〜
トムをヘアサロンに迎えて席に案内する言葉、シンプルで良いですな〜
距離感の近い間柄になるとこんな感じなんですね。
丁寧に接客するとなると「Have a seat please.」ですよね。
はて?そういえば何だろう。
Takeがカジュアル、Haveが丁寧ってのはなんとなくわかるけど。。
ちょっと調べてみました。(参考元:weblio)
●Take a seat.
"Please take a seat. は、Please have a seat. と比べると、相手が当然のごとく座るという期待や前提がある場面で使われやすい表現とされます。"
なるほど、予約した美容室に入って案内される先は「セット面(鏡の前)」という一般的な流れがある時はtake a seatが自然ですね!
●Have a seat.
take a seatと逆に考えると、予約なしで美容室に行ってすぐにできるかわからない。「とりあえず座って待っててください」な状態はHave a seatが適切!
あとは、Takeはアメリカ英語でHaveはイギリスという情報もありました。
言葉って掘り下げていくほど広がっていくのでここらへんでやめておきます(笑)
さて、カット中の会話です。
ヒゲを整えるだけで印象が大きく変わるよ。
少しだけ先の部分を切る、それから両側のボリュームも落として細く見せよう。
Transformation=大きく変わる
Taper=刈り上げ
ここでもbe all aboutが出てきましたね!
"It’s all about beard."
この場合はAllがaboutを強調するパターンですね。きっと。
"It’s all about beard."=それは全てヒゲ次第=ヒゲを整えるだけで〜
となるのだと解釈いたしました。
そして美容室用語も出てきましたね
just take a little bit(ちょっと切る)
length(長さ。ワンレングスとかよく聞きません?)
taper(刈り上げ)
sides down(両サイドのボリューム落とす)
ワーホリ美容師予定のある人、海外で美容室に行ってみたい人、使ってみてください!
個人的に好きなシーン
トムが一番最初らへんのシーンで最初に「ブサイクは治せない」って言っていました。
でもジョナサンは 「そう言っていたけどそれは違うよ、外見を変えるのは確かに限界があるけど自身は努力すれば手に入るんだよ」と言い、そして
自身があるって素敵だよね!自分を持ってる人って魅力的だよ!
今話題のSEXYがここで二回でてきましたw
この会話の中でもsexyは「色気」というよりは素敵、魅力的とポジティブに褒める感じで使われていますね!
本当に、内面に自身がないとそれは表面に現れてしまいます。
見た目はオプションみたいなもので、本当に大事なのは中身だと教えられたようなお話でした。
クィアアイ英語は勉強になる
クィアアイってドラマではなくてドキュメンタリーだから与えられた台詞ではなく、リアルな口語ですよね。
数秒の情報にどれだけ少ない文字数で表現できるか。。なので、どうしてもはしょられている部分があったりあったりします(笑)
だからこそ英語で理解できるようになりたい!
でも翻訳する人の表現力は本当にすごい!
長くなっちゃったので今回はこの辺で!