フィリピン

【フィリピン】シェアハウスタイプの語学学校はこんな感じだったよ。メリット・デメリット

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語学留学先として人気急上昇中のフィリピン。

タビマキ
タビマキ
コロナが落ち着いたらフィリピンに人が戻ってきてほしいな

 

今住んでるわけでもないのに、なんだかそんな気持ちになってしまう。それは楽しい思い出が沢山できた私の2ndホームタウンだからかな?

そんな私が住んでいたのは15人程度が住める大きな一軒家。授業もその家の中でするシェアハウス型です。

そしてフィリピン人の先生も一緒に住んでいるということで、勉強以外にフィリピンとフィリピン人そのものを学んだ滞在でもありました。

実際住んでみてどんな感じだったのか?語学留学といってもさまざまなタイプの滞在方法があると思うので、これから留学する人の参考になれば幸いです。

 

【フィリピン留学で学んだ・経験した英語以外のこと】いろんなことがあったなぁ〜フィリピン留学中に英語以外に学んだ、経験した事のまとめです。フィリピン人がどんな感じか気になる人は是非ご覧ください。...

フィリピン人との共同生活

学校から見えるバギオの山々学校から見えるバギオの山々

 

一軒家では、日本人生徒約10人と、4〜5人のフィリピン人達(先生やスタッフ)と生活を共にしていました。

他の先生は自宅からの通いでしたが、たまに用事があると泊まっていったり。

あまり厳しいルールもなく、みんなで楽しく住んでいました。




オネェのダンスを見ながら朝ごはんを食べる

私の贅沢な朝食

 

私は毎朝6:30ごろ起床して朝食を食べにキッチンへ。

すると、もうそこには先生がいてご飯を食べています。(フィリピン人の朝は早い!)

私がご飯を食べ始める頃には先生達(オネェ様達)はご飯を食べ終わり、踊り出します。

そうです。

私の朝はバギオの山に向かって踊るオネェ達を鑑賞しながら朝ごはんを食べるところから始まるんです。

タビマキ
タビマキ
朝からエンタメ!最高か!

本当に時間さえあれば踊ってるんですよね!しかも上手いし!

こんな経験はフィリピンにいないとできません(笑)

「オジさん→お姉さん」になる過程を毎日見る


共同生活をしていたのは(というか主に先生は)LGBTな人々だったのですが
一緒にいると家族のようになるので、いつの間にか本当に身近な存在に。

朝起きてシャワー浴びたて、水の滴る微妙にヒゲの生えたオジサンにgood morning!って挨拶したかと思えば、授業中に会うのは別人のお姉様。

本当に化粧が上手い。弟子入りしたいぐらい上手。彼女を見る度に自分が女であることを再確認してもう少し頑張ろうかなと思わされました。

洗濯物を干す場所がみんな同じ

生徒は下着はそれぞれの部屋で干していましたが、 それ以外のものは共有の大きな庭のようなところで一緒に干していました。

でも、フィリピン人は堂々と下着を共有スペースで干していました。

日本人的には最初はちょっと戸惑いますよね。

だって誰かのブラとかが普通に干してあるんですよ!?(フィリピン人のだけど)

みんなの洗濯物

 

あとで聞いたところによると、フィリピン人は干した下着を見られることは気にしないそうです!文化の違いですかね??

みんな同じ場所に干しているので、授業中でも雨が降ってきたら

Rainyyyy!!!!!

と誰かが叫び、授業を中断して一斉に取り込み作業に入ります。

なんとも落ち着かないですが、これが普通でした。

 

タビマキ
タビマキ
今思えば本当に生活と授業が隣り合わせだったなぁ




フィリピン人との休み時間・休日

休み時間は勉強している時もありますが、あまり追い込まれていなければフィリピン人と一緒に遊んでしました。祝日も出かけていても帰ってきたらフィリピン人が家にいるし、その逆も。

山と洗濯物とハンモックと私の足

 

「いってきます」や「ただいま」ってコミュニケーションをとりながら暮らしていたなんて、今思えば不思議な時間だったなぁ。

一緒に映画を見る

フィリピン人って映画よく見ますよね?なんかそんな印象があります。

休みの日もフィリピン人が映画を見ている→誰かが側に座って参加→また誰かが寄ってきて一緒に見る→気の利くシェフが軽食作ってくれる→つまみながらみんなで鑑賞

みたいな。なんてことないゆるい休日を先生と過ごしたりしていました。

校長先生と一緒に見ていてエロいシーンが出てきたら謎に早送りされたりしました。
私一応大人なんですけど。

一緒に歌う

ご存知の通りフィリピン人は歌うの大好き!

素人でもプロ並みのクオリティーで歌ってきますよね!一緒に住んでいた先生達も暇さえあれば歌うか踊るかが日常茶飯事でした。

先生歌う→知ってる曲だったら一緒に歌う→誰かが踊る

一緒に歌えなくても必ず休み時間のどこかでこの現象が起きているので、それを聞いたり眺めたりしているのが当たり前の毎日でした。

もうこの流れが日常すぎたので、日本に帰ってからめっちゃ寂しかったんだから!

ネイルを塗ってもらう

たまにはマニキュアでもするか〜と思ってネイルポリッシュを持ってうろうろしていたら

オネェ
オネェ
あらネイルポリッシュ?塗るの?塗ってあげようか?

って言ってくれたんで塗ってもらいました。

タビマキ
タビマキ
誰かにネイルを塗ってもらうなんて何年ぶりだろう...

自分の仕事も「人に施術をしてあげる仕事」だったので「誰かに何かしてもらえる」ってすごく久々だったんです。

ネイルを塗ってもらいながら、あれやこれや話したり。。こんなのは美容学生時代ぶりでした。言葉以外のコミュニケーションも悪くないものです。そして相手の好意に甘えるのもよいものです。

タビマキ
タビマキ
良い時間だったなぁ〜...




共同生活のメリット

授業中

いつでもわからないことが聞ける

いつでもフィリピン人が家の中にいるので課題をやっていてわからないことがあると

タビマキ
タビマキ
ねぇねぇ〜

と、暇そうな先生をつかまえて聞くことが可能です。

でも、先生がオフモードになっていると回答が適当だったりもします。

そこはこちらが見極めて話しかけなければなりません。

先生だって授業中以外は普通のフィリピン人です。

いつでもアウトプットできる

当たり前ですが先生に日本語は通じないので、話したいことがあったら英語かタガログ語で話すしかありません。

覚えた英語を使ってみるとか、タガログ語で話しかけてみるとか沢山の実験ができるので英語もタガログ語も頑張ればどんどん習得できる環境でした。

どんなに薄っぺらい話でも、どんなにうまく話せなくても、先生達は嫌な顔せず相手をしてくれたので今思えば感謝感謝です。

毎日腹筋崩壊しそうなぐらい笑える

なんだかよくわからないけど、フィリピン人て基本的にエンターテイナーな感じなので、暇さえあれば歌って踊って意味のわからないギャグを連発して大爆笑しています。

最初は「え、何がそんなに面白いの?」って思う事が多かったのですが

気づいたら大した事なくても一緒に爆笑している私がいましたw

笑いにつられるんです!

箸が転がっただけで面白いという状態が毎日です。




共同生活のデメリット


フィリピン人の入った後のトイレはビショ濡れ

家の中にトイレは全部で3つ。先生も生徒もスタッフも共同で使っていました。

その内2つはシャワースペースと隣り合っているタイプ。

ある日私がシャワースペースのトイレに入ったら水浸し。

タビマキ
タビマキ
トイレの大掃除でもしたんかな?

そんぐらいに思っていたのですが違いました。

フィリピンで生活していた事のある方はわかると思いますが、フィリピン人は用を足した後、手桶で洗うようです。(ウォシュレット代わり?)実際そのやり方で洗った事がないし見た事もないので詳しい事はわかりませんが。

なので、水浸しになる事があるようで。

もちろんフィリピン人の方は次に入る人の事なんか考えてません。

便座に座りたかったら自分で拭きましょう!

もう文化の違いだから仕方ないですよね。でもクレームがあったのか、その後あまりびしょ濡れになる事はなかったです。

リビングで騒ぐとうるさい

金曜日の夜なんかはみんなでUNOなどで盛り上がってうるさくなりがちでした。

学校を休学したり、仕事を辞めてきている社会人は解放感のあまり深夜まで楽しみまくり。

次の日先生から「昨日うるさかったよね。。」と言われてしまいました。

大きな家ではありましたが一軒家。騒げば聞こえます。

一緒に住んでいるからこそ他の人への配慮は大事です。

それ以降みんなで反省して気をつけました。

でも、夜遅くに校長先生がめっちゃうるさい時とかもあったけどね。

お互い様。

先生が喧嘩してると気まずい

1ヶ月に一度あるかないかぐらいですが、リビングに行ったら先生が喧嘩?怒られてる?みたいな事がありました。

私は朝ごはんを食べに冷蔵庫を物色したかったのに入りづらい。。

タガログ語だったので何でもめているのかはさっぱりわからなかったのですが、先生も人間です。喧嘩ぐらいしますよね。

私が我慢できずにキッチンに入っても先生は気にせず喧嘩続行。

私は空気。

私が勝手に気まずいと思っていただけのようです。




フィリピン人事件簿

生徒は全く関与していませんが、滞在中はフィリピン人の中でいろんな事が起きていました。日本ではあり得ない事がおこるよ!

⚫︎朝起きたらスタッフが逃亡
⚫︎昼休み明けに先生が逃亡
⚫︎冬休み明けに先生が帰ってこない
⚫︎先生がホームシックになって数週間で辞める

今思えばフィリピンあるあるなのですが、当時は「なんで?」と思う事が沢山ありました。でも、このおかげでフィリピン人とはどんな民族なのかがジワジワわかってきた気がします。

合うかどうかは人それぞれ

大好きなバギオの夕焼け

 

フィリピンの語学留学にはさまざまなタイプがありますが、後にワーキングホリデーでシェアハウス生活することになる私的にはこのシェアハウスタイプの留学は合っていたし、経験していてよかったと思います。

常に英語で話せる相手がほしい。フィリピンの文化を学びたい。フィリピン人と仲良くなりたい、という人には向いていると思います。

あまり人に干渉されたくない。静かにしていたい。自分のペースでガッツリ勉強したい。
という人は、自分が耐えられるかちょっと考えてみた方が良いかもしれません。

山しか見えない学校からの眺め

 

朝はおはようで始まり、夜はおやすみで終わる。それが当たり前の生活を何ヶ月も続けていると本当に家族のように仲良くなります。

だから帰国する時は寂しくて仕方がなかったです。

もう学校も無いし、あの頃と同じ環境がどこにも無いと思うと切ないですが
私の人生の中で価値観を大きく変えられた特別な経験ができたので学校には感謝しています。

コロナがおさまったら、またフィリピン行きたいな〜!

ワーホリ 節約
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