コーヒー(ブラック)は普通に飲めるけど、カフェラテやカフェオレにするとなんだかお腹がモヤっとユルくなる....
そんな経験ありませんか?
実は私がそうで、ずっと「カフェインのせい?」と思っていたのですが、どうやら「牛乳」のほうにも原因があることを最近知りました。
ちゃんと病名もついていて、その名も「乳糖(ラクトース)不耐症」と言います。
乳糖(ラクトース)不耐症とは?
通常、乳糖はラクターゼによってガラクトースとグルコースに分解され、吸収されます。
しかし、ラクターゼの分泌が不十分であると、乳糖は分解されずに小腸に残ってしまいます。残された乳糖は、そのまま腸管を通り抜け、大腸へと移行します。すると、大量に流れ込んだ乳糖が刺激となって、大腸内に有害なガスが発生します。
さらに、浸透圧の関係で、大腸内に余分な水分が流れ込みます。これが、お腹の不快感や下痢など、消化器系症状の原因となります。簡単に言うと、乳糖不耐症は、乳糖の消化不良を起こしているようなものなのです。引用元:新谷酵素
なるほど。。。
お腹ゴロゴロの原因はなんとなくわかったぞ。でも子供の頃は平気だったのになぁ。
否定はできませんが、大人になるにつれて乳糖を分解するラクターゼの分泌が減少していくため、大人になってからお腹がゴロゴロする人が多いようです。
牛乳アレルギーと乳糖不耐症の違い
一時そう思っていたのですが、牛乳アレルギーと乳糖不耐症では原因物質が異なります。
乳糖不耐症の原因物質が「乳糖」なのに対し、牛乳アレルギーの原因物質は「ガゼイン(などのタンパク質)」です。
乳糖不耐症=消化不良ですが、牛乳アレルギー=ガゼインによるアレルギー反応ということになります。
ガゼインは、加熱しても加工しても成分が分解されないために注意が必要です。
ラクトースフリーミルクの安価購入は入手困難だった
以前、近場のスーパーをいくつか調査してみましたが、「ラクトースフリー」の「ラ」の字もありませんでした。
見つけてもオーツミルクが800円とかで手が出ない。
じゃぁネットならあるのか?
おなかにやさしいミルク(デーリィ)
商品紹介
牛乳を飲むとおなかが痛くなる主要原因である乳糖の約80%をラクターゼでぶどう糖とガラクトースに分解し、消化吸収しやすくしました。生乳使用率90%で、牛乳のおいしさと栄養素は変わりません。ぶどう糖とガラクトースは乳糖に比べ甘みが強いことから、牛乳に比べほのかな甘さを呈しています。
アカディおなかにやさしく(メグミルク)
商品紹介
「アカディ」はゴロゴロの原因となる乳糖を分解して約8割カットしたおなかにやさしい乳飲料です。おなかの調子を気にせずに、お飲みいただけます。
amazonと楽天でざっと探してみたところ、日本のメーカーだとこの2つしか出てきませんでした。
海外メーカーもいくつかありましたが、なんせ高い!
日本メーカーでもネットだと一本売りはあまり見かけないし、あっても割高なので気軽に買うのは難しい状況でした。
牛乳の代替え品はどんなものがあるのか?
牛乳飲んで気持ち悪くなるなら飲まなくても良いのでは?というのが私個人の考えです。
この時代、牛乳の代替え品はいくらでもありますからねぇ。
豆乳
いまやメジャーなソイミルク。
味わいも牛乳に一番近く、いろんな料理にも使いやすいですよね。
代替えする時は無調整豆乳をお勧めします。どうせなら無加工なものを。
カフェでカフェラテなどを頼むときは必ずソイに置き換えてもらっています。
そうするとお腹の調子が悪くならずに美味しくいただけます!
アーモンドミルク
第三のミルクとも呼ばれているアーモンドミルク。
試してみたいと思いつつもちょっと割高なので手が出ない。
ミネラルとビタミンEが豊富に含まれているので美容に嬉しいですね!
オーツミルク
オーツミルクだけで飲んだ事はないですが、ラテの牛乳の代替えとして飲んだ事があります。
これがなかなか美味しい!全然予想外だったんですが、牛乳とはちがうほんのりとした甘さがあって個人的には結構押せます。
ライスミルク
これ、流行り始めたころに興味本意で飲んだ事があるんですが
...あんまり美味しくなかった。
なんか味が薄くて。
何を飲んでいるのかよくわからない感じでした。
単体で飲むよりも何かと混ぜて飲んだ方が美味しくいただけそうです。
ピスタチオミルク
もう、なんでもミルクになるんじゃねーか?と思うところまできましたね。
でもピスタチオってビタミンK、B、カリウムなどが豊富に含まれていて「ナッツの女王」とも呼ばれているのだとか。
どんな味がするんでしょうか。
地元のスーパーにはなさそうだな...
成城石井とかにいけばあるの?
牛乳代替品を安く買うならイオンかビオセボンへ
近所のスーパーでは見当たらない、ネットにあっても高い。
そんな日々でしたが、先日ビオセボンに行ったら「Isola Bio(イソラビオ)」というブランドに出会いました。
どーせ高いんだろうな、と思って値段を見ると1Lあたり400円前後!
思わず試しにオーツミルクを一本買ってみました。
これ、原材料がオーツと海塩だけ。なのにほんのり甘味がある😳須天みたいな味がする笑
単品でも美味しいけど、コーヒーなんかと合わせたら美味しそう☕️ https://t.co/IYv0BZWr1b— タビマキ🇵🇭🌏🇨🇦🐈🇯🇵🍪 (@bunbunredbee) March 29, 2023
ほんのりとした甘みがあって飲みやすかったです。
単体でも美味しいし、濃いめのコーヒーに混ぜてもお砂糖いらずでおいしくなりそう。
材料もオーツ麦と食塩のみでシンプルです。
Isola Bio(イソラビオ)とは?
イタリア国内シェア70%を占める、創業20年のイタリア老舗ブランドです。
- オーガニック
- シンプル素材
- 植物ベース
- 自社農場での栽培
- サスティナブル
環境に配慮し、人にも優しい原料を調達する事を心掛けています。
ビオセボン直輸入だそう。感謝いたします。
なんと全国のイオン系列のスーパーとビオセボンで買えるのだと!
アマゾンや楽天で探しても今のところネットの取り扱いがありませんが、イオンの「おうちでイオン」を利用すればネットでも購入可能!
または「ビオセボン」のオンラインショップからも購入可能です!
ミルクの種類は?
イソラビオはミルクの種類もたくさんあってうれしい。
- アーモンド
- ココナッツ
- オーツ
- 大麦
- ソイ
- ライスアーモンド
- ライスヘーゼルナッツ
そしてその中でもコーヒーに合うように開発された「バリスタ」シリーズがあったりして面白い。
先ほど上記で触れた「牛乳の代替品」であげたものがほぼありますね。
ラクトースフリーミルクは乳糖不耐症の心強い味方
いまだにネットで「ラクトースフリー・牛乳」などと検索しても代替品はお高いものばかりで選択肢も少ないです。
でも「イソラビオ」の登場によって、これからの牛乳代替品市場も変わっていくのではないでしょうか?
ミルク=牛乳ではなく、さまざま選択肢が当たり前になる時代が早く来ると良いなと思っています。