日焼け止めでブツブツできた！？肌荒れ・痒みの原因は紫外線吸収剤かもしれません

５月に入ってから日差しが強くなり始め、店頭には日焼け止めがずらりと並ぶ。

 

そろそろ塗らないとヤベぇなと思い、いつも通り塗りたくって過ごしていたある日…

 

 

残念ながら、それはあなたが現在使っている日焼け止めの成分がお肌にあっておりません！

 

日焼け止めで肌荒れ（ブツブツ）する原因

日焼け止めの基本的な成分の

・紫外線吸収剤
・紫外線散乱剤

そしてSPF/PA値の高さに原因があります。

SPF/PA値が高い

 

日焼け止めの効果の強さを表す「SPF・PA」値。高ければ高いほど紫外線から守ってくれますが、その分お肌への刺激も強いんです。

 

刺激に弱い敏感肌さんには不向きと言っても良いでしょう。

 

紫外線吸収剤が入っている

「紫外線吸収剤」の役割は

 

紫外線を一旦お肌に吸収▶︎化学反応で熱に変化させる▶︎お肌から出す

 

お肌の中で化学変化を起こしているんです。

 

 

刺激が強めな成分なので、一度痒みやブツブツが出来た人は以下の成分をチェックしてみてください。

 

 

金属アレルギーの人は紫外線散乱剤にも注意

「紫外線吸収剤が入ってなければお肌に優しいのか」と思いがちですが、あなたが金属アレルギーを持っている場合は「紫外線散乱剤」にも注意しなければなりません。

 

紫外線散乱剤に使用される成分は主に２つ

・酸化亜鉛
・酸化チタン

 

金属アレルギーの人が避けるべき成分は「酸化亜鉛」です。

 

 

詳しく説明すると長くなってしまいますが

チタンは汗に反応して体内に溶けだしづらい。

それに対して酸化亜鉛は酸化亜鉛中に不純物として単体の亜鉛が混ざっていたり、日焼け止めの他の成分と反応して単体の亜鉛が発生してしまうためなのです。

 

なので、金属アレルギーの方は「紫外線散乱剤（酸化チタン）」のものを選んでください！

日焼け止めでニキビができる原因

ズボラのあなた。日焼け止め、ちゃんと落とせていますか？

 

「今日は化粧してないし日焼け止めだけだからクレンジングはいいや」

なんて事になっていませんか？

 

 

SPF/PA値の高いものを使っている場合はクレンジングを使わなければ落ちないものがほとんどなんです。

 

その場合、「クレンジングしないという事は化粧を落とさないままでいるのと同じ事」になります。

毛穴に日焼け止めが詰まったままで、ニキビなどの原因になってしまいますよ！

 

日焼け止めのタイプによっては「お湯で落とせる」「石鹸でOK」などもありますので、一度確認してみてくださいね。

 

お肌に優しい日焼け止めの選び方

キーワードは「ノンケミカル」「低刺激」「紫外線吸収剤不使用」です。

そして、敏感肌さんは以下のものは避けましょう。

 

オススメの日焼け止め

赤ちゃん用

 

赤ちゃん用の日焼け止めってだいたいが優しい材料で作られています。

大人が使っても問題はありませんので「考えて選ぶのめんどくさい人」は赤ちゃん用を探す事をおすすめします！

 

【エンジェルUVスプレー】

 

【WELWDA エーデルワイスUVプロテクト】

こちらも生後1ヶ月の赤ちゃんから使える日焼け止め。

 

 

SPF30以下のクリーム・乳液・ミストなど

 

 

 

 

 

実はSPF30以上は効果に大差無し

こちらはSPF値と紫外線防御率のグラフです。

ご覧の通り、SPF30以降はあまり効果が変わっていません。

 

 

SPF３０とSPF５０って1.3%しか変わらないんですよ。

わざわざ皮膚にダメージ与えてまで高いSPFにする必要はないですよね。敏感肌さんもそうでない人も、赤道付近にでも行かない限りSPF30以下の日焼け止めの使用をオススメします。

目から入った紫外線もシミなどの原因に

眩しいけどサングラスが面倒くさいあなた。お気をつけください！

基本的に目から入る紫外線は

目から紫外線が侵入▶︎隔膜が炎症をおこす＝メラニンを増やす原因

なのです。

 

隔膜炎症の情報を脳みそがキャッチし「肌細胞守るためにメラニンつくるぞ！」と張り切ってしまいます。それがシミやソバカスになるんですよ。

 

なので、日焼け止めを塗る季節になったらサングラスも忘れないであげてください。

 

紫外線から目を守るサングラスの選び方は

・大きめレンズ（できるだけ広い範囲をカバー）
・レンズの色は薄め（濃いと瞳孔が開いて紫外線が目に入りやすくなる）
・紫外線カット率は高め・紫外線透過率は低めのもの
・サイズが合うもの

 

 

 

お肌の調子は毎日一緒ではないよ。労わってあげよう。

「今まで使っていた日焼け止めが突然肌に合わなくなる」

「今まで肌荒れ知らずだったのに突然ボツボツがでてきた」

 

なんて事は全くないことではありません。我々の肌は成長やホルモンバランスと共に変化します。

 

それを補うために我々は日々スキンケアをするのです…

 

もし日焼け止めが合わなかったらすぐに使用をやめましょう。そして新しい日焼け止めを使用する前に、できれば日焼け止めサンプルをもらって試してみる事をお勧めします。