ここ数年、地震が多くなってきたように感じます。
地震は忘れた頃にやってきますよね。
大きめな地震が起きるとサロンワークの話題は勿論地震の話題でいっぱい。そして絶対的なトピックになるのが
「美容室にいる時に巨大地震がきたらどうするのか」
です。
施術メニュー別にそれぞれ対策や注意点をまとめてみました。
(すべての対策はお店によって異なります)
美容院にいる時に地震が来たらどうなるの?
特にパーマ中、カラー中、など薬剤が髪についている時はどうするのか気になりますよね。
結論から言うと
命が一番大事なのでとりあえず店から出ろ(逃げろ)
細かいことは命を確保してからだ!
になります。
特に私の働いているお店はビルの一階にあります。お店の中に柱も少ないし、震度7なんて来ちゃった時には倒壊の恐れも無いとはいえません。なので、とりあえず逃げます!
シャンプー中に地震が来たら?
シャンプー中にユラユラ。
頭は泡でモコモコ。
揺れが長い。ヤバイかも。
泡のままはマズイのでとりあえず流す?そんな呑気なことしてられません。
泡が付いていても逃げましょう。
●頭皮への影響
薬剤をつけっぱなしにするよりは刺激が少ないですが、人によっては痒みがでたりする可能性があります。
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カラー中に地震が来たら?
カラーを塗っている最中に地震!
とりあえずそのまま店の外へ出て避難をしましょう。
⚫︎頭皮への影響
平気かと言われたら頭皮への影響は無いとは言えません。痒くなったり湿疹が出てしまう可能性もあります。
ハイブリーチを長時間放置することになった場合は毛質によっては毛先が溶けてしまう事も…(人による)
パーマの最中に地震が来たら?
髪の毛にロットを巻きつけた状態で恥ずかしいかもしれませんが、まず逃げてください。
パーマの場合、1液だけつけた状態か、2液までついた状態かによって結果が変わってきます。簡単に役割を説明すると…
1液▶︎髪の毛の結合を外す。フリーの状態にしてあげる。
2液▶︎外れた結合を再結合させる。これで形をキメます。
なので、1液だけの場合は放置されてもパーマのかかりはイマイチです。2液までついた場合は再結合されているのでパーマはしっかりかかります。
放置されすぎてかかりすぎるのでは?という心配があると思いますが、パーマ液のパワーには限界があるのでそこまで心配はいりません。でも薬剤つかってるので痛みますけどね。
⚫︎頭皮への影響
頭皮に直接液体をつけるわけではないのでそこまでではないと思いますが、全くつかないわけではないので、やはり痒みはでると思われます。
ストレートパーマ(縮毛矯正)中に地震が来たら?
ストパー、縮毛矯正の時の地震。。
実は我々が一番恐れているのがコレです。
パーマもカラーも薬剤の反応には限界があり、これ以上染まらない、これ以上カールが付かないってのがあります。まぁ放置しすぎると髪は痛みますが、なんとかなる。
美容室にある薬剤のなかで一番パワーがある薬剤がストレートパーマ(縮毛矯正)1液。
放置しすぎると髪の毛が薬剤のパワーに耐えられなくなってジリジリになってしまうことがあります。 (ビビリ毛といわれるやつ)
こうなってしまうと治らないんです。
だから一定の放置時間が終わったらすぐに流したいのです。。
でもそんな時に地震が来て流せなかったら。。
水が止まって薬剤が流せない時の対処法
ありません。
残念ながら水で流す以外の方法は無いのです。。
タオルは沢山あるのでタオルで出来る限り拭くぐらいしかできないのです。。
美容室に防災用の水は準備されている?
スペースにも限りがあるので「お店による」とは思いますが、最近のお店はウォーターサーバーで飲み物をサービスしているところが多いので、そのタンクのお水の在庫で応急処置はできます。私のお店もこのパターンです。
スペースに余裕のあるお店は防災用品が常備されていたりもします。
ただ、これはお店がダメージを受けていない場合の話であって、ペシャンコに潰れちゃったりしたらもう何もできません。給水の救助を待つのみです。。
おうちの備蓄にもウォーターサーバーを
災害時は一人1日3Lのお水が必用と言われていますが、そんなにペットボトル沢山置いてられませんよね。
最近は飲み水と兼ねて備蓄用にウォーターサーバーを設置する人が増えています。
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地域のお客さんと助け合える環境にあればなんとかなりそう
私が働いているお店は地域密着型でお店の近くに住んでいるお客さんが多いので、万が一なにかあったら助けてくれそうな人が沢山いらっしゃいます。
きっとお店の水が止まっても「私の家は水出るから」とかいって持ってきてくれる人がいるかもしれません。
実際にコロナでマスクが不足している時も「うちに昔のマスクが沢山出てきたからあげるわ」とお裾分けしてくださったお客さんがいらっしゃいました。
困った時はお互い様、助け合える心の距離感のお客さんがいるのはとても頼もしいです。
水が止まる前に水を汲んでおく
巨大地震が来たらそんな余裕はないですが、東日本大震災の次の日なんかは余震がすごかったので「ヤベェ、また来るかも」という恐怖があって水を汲んでセーブしておきました。
自分で水を持参しておく
そんな人は自己防衛しましょう。美容室へ行く時は必ず500mlのペットボトルに水を入れて持参するのです。
そうすればとりあえずの難は逃れられるかも?
結論:揺れたら迷わず逃げろ
東日本大震災の時は水も電気も止まってしまいましたが、幸いにもその瞬間だけお客さんがいなかったので大変な思いをする人が出ることなく済みました。
でも、こればっかりはいつ起こるかわからないので頭の中でシュミレーションしておかなきゃな、と今回の地震で改めて思い知らされることに。
いくら髪の毛が綺麗になっても命を失っては元も子もありません。
命を大事に。
大きな揺れが来たら躊躇せずに冷静に避難しましょう!
お店が無事であれば後日やり直ししたりしてもらえば良いのです。
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